はぐるま・タイムズ

組織の中でクルクルまわりながらキレイゴトを発信

理系社員だけど文系テリトリーに進出したい。

■そろそろ異動したい


同じ部署の先輩がもうすぐ異動するっぽい。
「一足先にオレはいなくなるから」ってさ。


うちの会社はだいたい3、4年サイクルで異動になる。
私も今の部署に来てもう4年だから、そろそろ異動したいなーって。
次は、理系のフィールドじゃないところに行きたい。


でも、難しそうなんだな。
うちは、採用の時から文系、理系は分かれてて、キャリアパスも別々。
社内公募とかのシステムもないからさ。


■キャリア調査表


うちの会社では、毎年4月に将来行きたい部署を書いて提出する。
希望が通ったって話は聞いたことないけど。


まだ組織の常識なんて知らなかった入社3年目のこと。
当時の流行に乗って・・・、というより資格ビジネスに踊らされて、
野菜ソムリエの資格を取った私。


「食」に関する仕事っていいかも!って、すごく軽い気持ちで、
そっち方面の部署に行きたいって書いた。


そしたら、上司が焦っちゃった。


そんなとこ、行けるわけ、ないない!!
そこは理系のテリトリーじゃないから!ってさ。
無難な部署に書き直すように言われた。


えーーー!?
好きなところ選んでいいんじゃないの!?


って思いながらも、ま、そんなもんかと。
それ以来、ずっと理系キャリアパスに沿った部署を書いてきた。


■今年の希望


だけど、今年は違う。
満を持して、文系の部署を書いた。
そこに行きたい理由も、3行くらいの欄に想いを込めて書いた。


今、すごくやりたいことがある。
でも、どれも文系のテリトリーで理系部門にいては手が出せない。


この間も企画書を作って、文系の担当部門に提案してみたけど、
「じゃあ3か月後くらいに関係者を集めてみますかね」
「そこでみんなの意見を聞いて、できることから少しずつ・・・」
っていう、気が遠くなるような感じ。


ま、あたり前のこと。
普通は、部外者が持ってきた企画に時間を割く余裕なんてない。
誰が見てもナイスな企画だったら別だけど、私のはそんなレベルにないし。
でも、だからこそ担当部署の人たちと一緒に考えたいんだけどなー!
みんな忙しい。


という訳で、私はその部門に行かせてくれって意思表示をした。


あと、自分の異動希望のほかに、もう一つ伝えたかったことがある。
そもそも、専門職を除いては、文系、理系でキャリアパスを分けるのは、
もうやめない?ってこと。


■芸術と科学のあいだ


ここで本を一冊。


私は、芸術とか、全く分からない人。
美術館に行っても、他の人がじっくり一周する間に、
さくさく二周しちゃって、早く帰ろうよーとか言ってるタイプ。


そんな私だけど、この本はおもしろかった。


芸術と科学のあいだ

芸術と科学のあいだ

色々な芸術作品を科学の目で紹介してくれる。
そうすると、私なんかでも、その作品に意味を見いだせるようになる。
科学と芸術はとっても近いんだって教えてくれた。

芸術と科学のあいだに共通して存在するもの。(中略)この世界の繊細さとその均衡の妙に驚くこと、そして、そこにうつくしさを感じるセンスである。

でね、この本には、こう書いてある。

日本の教育制度が、かなり早い段階で、文系向き、理系向きという区分を作って仕分けをしてしまっていることは大いなる問題だ。

なぜなら、若い知性の芽が摘み取られちゃうからだって。
文系と理系、芸術と科学って、昔は分離してなかったみたい。
だから、今だって、そんな厳密に分けなくてもいいじゃん、って思う。


■流行りのダイバーシティ!?


入社の時の文系、理系の区分けって、絶対じゃないはず。
キャリアパスは、もうちょっと柔軟でもいいと思う。
特に何かを考えたりする部門には、色んな血を混ぜた方がいい。
右脳だけでも左脳だけでもダメ、ロジカルだけでも直感だけでもダメ。


ダイバーシティってあれだけ言ってるんだから、
文系と理系も混ぜようよー。


それに、


文系とか理系とか関係なく、仕事と社員のやる気がマッチした時に、
会社のパワーは最大になるんじゃないのかなー!


だからさ、


私の異動希望も叶えて~!!


・・・っていうワガママを今日は書いてみました。