読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

はぐるま・タイムズ

組織の中でクルクルまわりながらキレイゴトを発信

「星のや 竹富島」と「田舎に泊まろう!」

■本から広がる世界


星のや。
星野リゾートのホテルブランド。ちょっと高級。
この本を読んでから、ずっと気になってて、
ついに行って来ちゃいました。


体験デザインブランディング コトの時代の、モノの価値の作り方

体験デザインブランディング コトの時代の、モノの価値の作り方

てんぷらと言えばエビ・・・じゃなくて、サツマイモ!!!
という家庭で育った私。


そんな贅沢したことないから、どうする?どうする?って
何日も考えてから、最後は自分の直感を信じて、
清水の舞台からジャーンプ!


この本には「お客さまの体験をデザインする」っていう観点で
ブランド戦略を考えた企業の事例が載ってる。
スタバ、青山フラワーマーケットドン・キホーテ、星のや・・・


星のやでは「集落」っていうコンセプトで
宿泊者の体験がデザインされてるみたい。
そこでは、従業員は村人。お部屋にはテレビもない。
※本に載ってたのは軽井沢の星のや、私が行ったのは竹富島なので全く同じではないかも。


星のやに行きたかったのは、全てが一つのコンセプトのもとに
デザインされた空間で、本当のおもてなしを肌で感じたかったから。


空間デザインとおもてなしって、うちの会社が頑張りたいところだから。
ま、私が勝手にそう思ってるだけだけど。


■星のやの心地よさの源


星のや、とってもとっても、よかった。
何がって、スタッフの皆さん。


みんながみんな、すごく感じがいい。
穏やかな笑顔に人柄の良さがにじみ出てて、温かくて、誠実で。
女性の皆さんは、健気な感じがして、どこかかわいい雰囲気。
慇懃無礼な感じとか、気取った感じはみじんもない。


もちろんプロなの。
って、一流を知らない私が言っても説得力ないけど、ここは信じて。


おじぎの姿勢とか、すごくちゃんとした感じがしたし、
夕食の時のお料理の説明もとても上手だったし、聞いてるのが楽しかった。
軽めの白ワインをくださいってお願いしたら(全然ワインとか分からないから・・・)
すっごくおいしいワインを持ってきてくれたなー。


それと、建物がステキなのはもちろん、その空間を構成する大切な要素として
スタッフの皆さんの雰囲気もちゃんとデザインされてるんだなーって思った。
ユニフォームもかわいかった。小さいポシェットを下げて。
笠をかぶってる人もいたなぁ。


皆さんの雰囲気と空間がすごくマッチしていて、
よりいっそう温かみが伝わってきたんだと思う。


■スタッフの方のたたずまい


帰る日。


男性と女性のスタッフの方が一人ずつ、お見送りのため表に出てきてくれた。
私たちの乗ったバスが出発する時、門の前に二人並んで
すごくきちんとしたおじぎをして、お見送りをしてくれた。
それから、顔を上げて、バスが遠く離れるまでずっと笑顔で手を振ってくれて。
私も嬉しくて、手を振り返した。


最後に、バスから見える二人の姿がもう小さくなった時、
もう一度、二人そろって深々とおじぎするのが見えた。
ジーン・・・としちゃった。


とってもていねいで、とってもあったかかった。


田舎に泊まろう!


突然だけど、私は「田舎に泊まろう!」っていう番組が大好きだった。
芸能人が田舎に行って、今晩泊めてくださいって、一般の人と交渉するの。
もちろんアポなし。結構、断られちゃったりする。


ようやく泊めてくれるおうちが見つかって、夜ごはんをごちそうになって、
お風呂に入らせてもらって、そのおうちの人とお酒も飲んだりして、就寝。


次の日に「一宿一飯の恩義」っていって、芸能人の人が何かお返しをするの。
畑仕事のお手伝いだったり、おばあちゃんにマッサージしてあげたり。


そして最後に都会に帰る芸能人をみんなでお見送り。
私は、ここでいっつも涙・・・。


だって、おじいちゃんとかおばあちゃんとか、ずーっと手を振ってるの。
芸能人が見えなくなるまで、いや、見えなくなっても、ってくらい。
ずっと立ってるのしんどいでしょ、って思うのに。
ずっとずっと手を振ってる。


私のおばあちゃんもそうだったなぁって。
私のお母さんもそうだなぁって。


星のやでお見送りをしてくれたお二人にも、そういう温かさを感じたんだ。


■サービス業で一番大切なこと


結局は、人のこころ、なんだと思った。


うちの会社にもお客さまと接する社員がたーくさんいる。
大切なのは、サービスフロントのみんなの心の内にある優しさを、
ちゃんとお客さまに届けるってことなんだなって思った。
みんなが自然に優しくなれたり、笑顔になれたりするような
環境をつくらなきゃって。


すごく勉強になった。


■背伸びして見たい世界を見に行こう!


貯金はすっからかんになって、身の丈に合わない贅沢をしちゃったけど、
いつもとは違う世界を見て、ホントにプライスレスな時間だった。
仕事のヒントももらったし、本当に大切にしたいものも再発見。


また背伸びの旅に出かけたい!