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はぐるま・タイムズ

組織の中でクルクルまわりながらキレイゴトを発信

部長の皆さま、会議はセレモニーじゃないよー!

会社の伸びしろ

■そこにWILLはあるのかな?


半年に一度、取引先のアメリカの会社と偉い人同士の会議があって
私はその事務局をやってる。
双方、事業部長を筆頭に部長が10人ずつくらい出席する。


目的は両社の関係構築、ってとこ。


事業部長から未来志向の会議にせよ!って指示があるだけで、あとは自由。
何でも好きなことを議題にできる。うちの会社が顧客の立場でもあり。


そのアメリカの会社は、大手の優良企業。
会議に出てくるエグゼクティブたちも優秀。
彼らが泊まるのはいつもリッツカールトン!(あ、これは関係ないか)
なんにせよ、この会議は、その会社の考え方とか業界の動向とか、
色々勉強させてもらう絶好のチャンス!!


・・・のはずなんだけど、そう思ってるの私だけなのかな。
各部門に議題を募集しても、ほとんど何も上がってこないんだ。
どういう会議にしたいのか、うちの部長たちにあんまりウィルはないっぽい。


■ここはひとつ私が!


だから、議題は私が勝手に考えちゃってる。


各部門にヒヤリングをして、勝手にストーリーつくって
「うちのリーダーたちは、今回はこういうことを話したいと言ってる」
って、先方の事務局に、あたかもうちの会社の総意であるかのように伝える。


でも、私が考えたストーリーなんて超フワフワ。
先方の事務局も最初は「オ、オッケー・・・」って感じ。
きっと頭の中は「?」の嵐になってると思う。


でも、不思議なことに、事務局同士で、あーでもない、こーでもないって
ディスカッションしてるうちに、いつの間にか形になっていく。


最初は「議題集まらない・・・どうしよーーーっ!」って、
だいぶ焦ったけど、最近はそれなりに楽しめるようになった。
なんてったって、自分で全体の演出を決められるもん。


■本来の姿を目指して


でも、私が一人で決めちゃうのは、やっぱり本来の姿じゃない。
私と部長たちでは、持ってる情報も違うし、普段から見えてる世界も違うはず。
どういう会議にしたいか、本当は、部長たちにも一緒に考えて欲しい。
事務局のシナリオ通りじゃ、会議がセレモニーになっちゃうでしょ。


そんな思いを込めて、私は、毎回この会議の後に報告書を書いてる。
会議の内容をひと通り書いて、最後に所感を10行ほど。
報告書なんてムダかなって思うけど、部長たちにメッセージを伝えたいから。


「所感」に一球入魂!


世の中の動向から始まって、うちの会社の抱える問題、
今回の会議が、うちの会社にとってどんな意味があるのか、
それぞれの議題にどんな思いを込めたのか、語る。
たとえ誰も読まなくても、語る。


私は語る!!!


その裏にはこんなメッセージを込めて。


リーダーとして、これからうちの会社をどうして行きたいですか?
それを踏まえて、先方の会社とどういう話をしたいですか?
次回は考えてね!と。


■自分なりのストーリーを描くこと


実質的に会社を動かすのはミドル層だから、ガンバレ、っていう本。
私は作者の冨山さんの考え方がすごく好きで、冨山さんの本だから買った。


結果を出すリーダーはみな非情である

結果を出すリーダーはみな非情である

  • いつどんな立場にいても、経営トップのごとく考え、決断し、行動せよ。
  • 仕事にストーリーを持って臨み、キャスティングを考え、舞台を演出せよ。

この本に書いてあるレベルには、遠く遠くおよばないし、
書くのもはばかられるけど(でも書いちゃうけど)
私もこの会議の事務局の時だけは、社長になったつもりで考えてます!


ま、確実になんちゃって社長だけど。
いや、確実になんちゃって社長ですらないレベルだけど。


でも、千里の道も一歩から、ってことで!


■ちなみに、いまだ片想いなり


ところで、私の一球入魂はどうなったかっていうと、
まことに残念ながら、いまだ部長たちには届かず・・・。
渾身の力を込めて、いざ報告書を配信!!


そして、部長から返ってくるのが、まさかの、
誤字を指摘するたった一行のメールだったりする。


「3ページ目の○○が△△になってしまってますね。」


・・・ん??


そ、そ、そりゃあ、間違えてすみませんでした・・・!
だけど、だけどっ!


そこかいっ・・・!!!!


一瞬、目がテンになりましたがな。
ま、でも、次こそリベンジ。