海外研修に行けることになりました!

吉報来たる


この間の続き。行かせてもらえるかどうか、受け入れ先があるかどうか、ハラハラドキドキして待ってた海外研修。無事に行けることになりました!!


やったぁ~!!!


派遣先は・・・ベ・ト・ナ・ム です!!


早速、ベトナム本を大人買い。大好きな蔦屋書店とアマゾンの中古本。


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ベトナムの本に交じって・・・


箸はすごい・・・???  


って、気づきました?


この本は蔦屋書店のベトナムの棚に紛れてたのです。お箸つながりで書店員さんがそっと置いたんだろうなぁ。リアル本屋さんは、こういう偶然の出会いを演出してくれるから好き!ベトナムとお箸。どんなことが書いてあるのかな~。


読むぞー!!


派遣前研修の課題


もうすぐ会社で派遣前の研修がある。その研修の事前課題で「あなたの身近にいる海外赴任経験者にインタビューしなさい」っていうのが出されてる。グローバルに活躍するために必要なこと、海外で学んで来るべきことを聞いてきなさい、って。


最初は「なんか、ちょっとベタな課題だな」って思ったの。


ほんと、ごめんなさいっ!


ワタクシ、完全になめてました。この課題、めちゃめちゃためになった!


インタビューした人は全員会社の先輩。同じ部署の人から遠くの部署の初対面の人まで。海外でどんな仕事をしていたのか、その国はどんな文化だったのか・・・からはじまって、もちろん課題の何を学んで来るべきかっていうことも聞いた。


先輩たち、みんな色んな経験をしてて、すごく面白かったのはもちろんなんだけど、なんだかみんな、すごくすごく深かった。一人1~2時間ずつ、お話を聞かせてもらったけど、全然時間が足りない。もっともっと話を聞きたくなった。


先輩方へのインタビュー


先輩たちのお話のごくごく一部、心構え的な部分を書きました。別に海外に行くからじゃなくて、日本にいても大事なことばっかりだった。赴任してた国も書いたけど関係ないや。


1人目。アメリカ。


相手のことを好きになるくらいまで考えると、相手のちょっとした変化に気づいたり、相手のことが気になってくる。そうやって、ビジネスをする相手の考えていること、悩んでいること、嬉しいこと、助けてほしいことに思いを致すこと。そして、お互いがWin-Winになるように考えること。


2人目。タイ。


日本から派遣された人には、日本を向いて仕事をする人と、現地を向いて仕事をする人がいる。後者の方が結果が出せる。「俺は日本人だから、俺は日本企業だから」と考えていると、現地の人もそれを敏感に感じ取り、信頼されない。カメレオンのように現地に溶け込め!


3人目。ロシア。


海外では、普通に生活するだけでパワーがいる。食事、郵便、美容室、通勤・・・。だから、意識していないと日常生活と仕事だけで終わってしまう。そうならないように、何か一つ、語学でもゴルフでもなんでもいいから目標を立てて努力すること。


4人目。アメリカ。


日本から行くからには、日本のことをよく知っていないとダメ。日本はどうですか?と聞かれた時にちゃんと答えられるように。アメリカ人はごく普通の人たちもランチタイムに政治の話をする。自国の政治にかかわる権利と責任が自分たちにあるって自覚してるから。


5人目。ドイツ。


海外では、日本ではできない経験をして自分の引き出しを広げるチャンス。カタコトでもいいからどんどん話すこと。自分の枠を決めないこと。物おじしない度胸を持って、まずやってみよう。


6人目。シンガポール


どんなつまらないことでも、その積み重ね。どんな時も目の前のことを一生懸命にやっておくと、それが自分の引き出しに入って、何かあった時に必ず役に立つ。海外でも日本でも。ちょっと苦しくても日々の地道な努力を続けていれば、チャンスは必ずやってくる。


それから、私へのエール。


3週間という短い期間であっても、何か爪跡を残してきてほしい。「あの子、なんか面白いこと言ってたよね」でもいい。相手の心に残るように。何年か後に訪れた時に声をかけてもらえるように。


忙しい中、1時間も2時間もインタビューに付き合ってくれて、ためになるお話をたくさんしてくれて、最後にエールまで・・・。胸がいっぱいになった。


先輩方、ありがとうございました!


ベトナムを好きになる


先輩方のアドバイスを胸にさっそくベトナム語の本を開く。カタコトでもどしどし話すぞ~!


「こんにちは」は「チャオ」。「チャオ」の代わりに「アン コム チュア?」って言うことも多いみたい。「ごはん食べた?」っていう意味。


でねっ・・・

ベトナムの人たちは、相手が「まだ食べてない」と言うと「なんで食べてないの?」「仕事忙しかった?」「早く食べなさい」などと気遣います。


ベトナム社会では相手の状況や体調を気遣ったりすることがコミュニケーションの基本です。相手をまるで家族の一員のように思いやるベトナムの人々の気持ちが表れています。


出典:「ベトナム語が面白いほど身につく本」石井良佳さん

優しいなぁ・・・。


まずは、ベトナムアンテナを張って、こういうステキなことをたくさん集めようっと。


相手のことを好きになるくらいまで考えろ!その先にWin-Winの視点が生まれるのだ!って先輩に教えてもらったもんね。


がんばります!